便利屋、何でも屋にできないこと

何でも屋でもできないことはある

便利屋さんは「何でも屋」とも呼ばれますが、いくら何でも屋と言っても何でもできるわけではなく、できないこともあるわけです。

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違法なことはできない

犯罪の手助け

こんなことは言うまでもないことですが、違法なことは引き受けてくれるわけがありません。

問題なのは違法の可能性があること。

例えば昨今では特殊詐欺の受け子などで逮捕された人が
頼まれた荷物を取りに行っただけでお金だとは知らなかったし
詐欺だなんて思わなかった、なんていう証言をすることがあります。

ところが現実に逮捕されているわけですね。

つまり、知らなかったでは通用しないのです。
もちろん上記のような案件では情状酌量は認められることもあるでしょうが
商売としてやっている便利屋が、何を運んでいるか知らなかったでは話になりません。

ようするに、もの運びを依頼するにも、運ぶものが明確でない場合は断られることもあります。

車には乗せてくれない何でも屋、便利屋

また、よくあるのが、依頼をした便利屋さん、何でも屋さんの作業中の車に
「ついでに、ここまで乗せていってください」とお願いした場合断られるケースもあります。

これは人を乗せて運ぶことでお金を得るには資格がいるからです。

タクシーを想像してもらうのが一番わかりやすいでしょう。

タクシー運転手は普通自動車免許だけではなく二種免許というものが必要になります。
これを所有しないで、人を乗せてお金を稼ぐ車や人をシロタク(素人タクシー)と言い
違法行為になります。

第三者に迷惑がかかる作業

夜間作業などを引き受ける便利屋、何でも屋は多いでしょうが
夜中に音の出る作業や振動が出る作業は関係ない人に迷惑が掛かります。

いくら夜中の引っ越しもできますと言っても普通のマンションならば
下の階やとなりに住人がいますので、大きなものも運べないですし、出入りするだけでも
ドアの開閉などには細心の注意が必要になりますね。

不用品回収で断られることもある

不用品回収、粗大ごみの処分は便利屋のメイン作業と言ってもよい作業の一つですが
ゴミの処分に関しては法律で様々なことが定められています。

特にリサイクルに絡むもの、危険物、産業廃棄物に関しては扱いが難しい種類と言ってもいいでしょう。

取扱いに資格が必要な場合も多く、条件を満たしていない場合はゴミを引き取っただけでも違法行為となります。

業者を慎重に選んだほうがいいケース

引越し屋、植木屋、電気屋などの専門業者と違い、それらを何でもこなすのが便利屋です。

仕事である以上は、それなりのスタッフがいるでしょうが、特殊な専門作業が必要なものはよく考えて依頼したほうが良いでしょう。

例えば引っ越しなどで、大きな家具などが玄関から運び出すことが困難な場合はクレーンなどを使って窓から出すケースもあります。

このような場合、引っ越し専門業者は対応できるでしょうが、街の便利屋さんでは難しいところもあるでしょう。

また、精密機器やグランドピアノなど運搬自体が難しいものもあります。

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